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社民党の愉快な面々 (2005.02.19 Saturday) [浅野教授のムダ知識メモ] |
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●選挙に行こう
選挙といえば、若者の投票率の低さが取りざたされています。
政治家たちは「若者が政治に興味を持たないのはけしからん。これだから政治は悪くなっていくのだ」と述べていますが、若者が政治に興味がないのは、くだらない政治家ばかりが台頭しており、票を入れたくなるような政治家が存在しないためです。
とはいえ、例え票をいれたくなるような政治家がいないとしても、選挙に投票することは若者にとって非常に重要です。
政治が若者に不利で老人に有利なように動くのは何故でしょうか?
橋本健午は「政治家は票になる若者の問題には興味を持つが、票にはならない若者自体に興味はないのだ」と述べました。実際そのとおりで、政治家は票にならない行動などしないのです。
世代別投票数を見てみますと、20-24歳の投票数は50代の投票数の半分にも届いていません。
20歳未満の若者に投票権はありませんし、20代の若者の投票数が全体の一割も満たしていない現状では、政治家が若者を軽んじるのも当然といえるでしょう。

社会民主党という政党の党首は、福島瑞穂という方が勤めています。この方は、バリバリの人権派として名を馳せており、人権は何よりも大事だと主張しているお人。
『朝まで生テレビ』に出演した福島氏は番組内で、犯罪者にも人権があるのだから、警察官は絶対に拳銃を使用してはダメで、例え凶器を持った凶悪犯であっても丸腰で逮捕に向かうべきである。そして警察官が危険な目にあっても、それは職務だから殺されても仕方がないと主張しました。
犯罪者の人権を守るためなら人命が失われても仕方がないとは、さすが人権派は言うことが違います。
ただ、福島氏は何が何でも警察官が命をかけて犯人を逮捕しろと言っているわけではありません。犯人が必死に抵抗するならば、無理をして逮捕しなくてもいいじゃないかと述べています。そうですよね、いくら警察官といえどもナイフや拳銃を持った人間に素手で立ち向かえというのも酷なものです。そういう場合は、ささっと逃がしてしまえばいいのです。
え?逃げた犯人が別のところで犯罪を起こしたらどうするのかって?もちろん人権派として名高い福島党首がそのことを考えていないわけがないじゃないですか。彼女によると、
それはそれで別の問題です。ということだそうです。
警察官や市民の人命よりも犯罪者の人権が大事なのが社民党党首の意向ですので、犯罪者の人権を愛する皆様はぜひ社民党に清き一票を入れましょう。
彼女は、他に無期懲役を軽くしろとも主張していますので、捕まってからも安心ですね。
●ストーカーの星となれ
社民党には他に、元衆議院議員を務めた、中川智子さんが在籍しています。
彼女は「びっくり」というタイトルで、自分の人生の自叙伝を書かれており、この本の中で「なるべく我慢をしない生き方・世間体を気にしないで面白い人生」という信条を表現しました。
また、この自叙伝はインターネットでも、彼女の人生の中で、特に恋の部分を抜粋して掲載されました。この本を読んで、彼女の明るく朗らかな人生を学び青春を謳歌しようではありませんか。
ファーストキスは沖田くんと、ファーストセックスは伊藤くんとしよう、と決めたのは中学三年の時だった。イヤな中学生ですね。
この続きを解説すると、沖田君という男性の爽やかな笑顔を前に一目ぼれしてしまったともこさんは、彼とファーストキスを夢想するようになったそうです。
伊藤君は彼女のクラスメートの一人で、二人でじゃれあっているうちにバージンを彼にあげたいと思うようになりました。
しかし、ともこさんは結局二人に気持ちを伝えることなく卒業し、高校に進学。そのまま短大に進んだ彼女は、沖田君と運命の再会を果たすことになります。
あれは一八才の春のこと。ある日、学校帰りのバスの窓から、なんと沖田くんの姿が見えた。三年前と変わらないさわやかな笑顔で友達としゃべっていた。3年間の想いを胸に持ち続けた彼女は、愛しい人との再会を果たし、恋へとステップアップをしました。
家に帰るやいなや、とっておきの便箋を取り出して手紙を書いた。
---中学の時からあなたを思い続けていました。聞くところによると、法律の勉強をなさているとのこと。私は、国文を学んでいますが法律のことは非常に関心があります。是非とも勉学のことや、中学時代の思い出のあれこれをあなたと語り合いたいと願っています。一度会っていただきたく云々---などとしたため、ポストの前で三度ほどおじぎをして投函した。
すぐ彼から、会いましょうと返事がきた。
(中略)
恋というものは、何と人を優しくさせ、生きることを楽しくさせてくれるものか。夜眠っている時も、目覚めている時も、ずっと好きな男を思い続けいる。髪も目も口も指も、すべてが愛しくかけがえがない。恋はステキだ。
夢見心地で二週間が過ぎた頃、私たちは自然に唇を合わせた。
ここから、夢想するだけの少女だった彼女が大人への階段を登り始めたということが分かります。感動のシーンですね。
しかし、上から下へ愛撫がいくのは必定。日を追うに従い、背中に回った手が胸の方にのびてきたり、お尻に動いていったり。オッパイもみもみくらいはいいけど、バージンは伊藤くんに置いておきたいから、お尻から前の方に手がくるとイヤイヤしていた。「中学生のころから思い続けてきたあなたと素敵な恋をしているけれど、それはそれとして初体験は伊藤君とするから触れんなボケ」ということだそうです。
どうして沖田くんがキスで伊藤くんがセックスと決めたのかは定かではないけれど、大きな楽しみは伊藤くんにとっておきたかった。
沖田くんのことは、すごく好きだったけれど、ひとつしかないバージンは伊藤くんにと、一五の時に決めていたし、この類の決意にはけっこう意志を強く持てるタイプなのだ、私は…。意志を強く持つ場面が間違っていると思います。
沖田くんの焦りはだんだんこちらにも伝わってきて、このままだとセックスまでいってしまうかなあと思い始めた夏の終わり、八丈島にダイビングに出かけた彼は、そこで恋をし、セックスまでしてしまい、私は見事に振られてしまった。さすがにショックだった。一週間、食べ物が喉を通らず五キロ痩せた。試験はボロボロ。あの時、近くの丘の上から泣きながら夕日を見た。スパイダーズの『夕陽が泣いている』が、巷に流れていた。今でもあの歌を聞くと泣ける。何だか青春の一ページのように誤魔化していますが、教授的な解釈によると、「彼はキスまでしか行く気の無い体のいい遊び相手で、私から振るつもりだったのに、相手が先に経験をして振られてしまったので逆恨みした」ということだそうです。
というか、講演会の皆様はこのエッセイを読んで自分たちが応援している人物に関して何か疑問に思うところは存在しないのか、凄く興味があるのですけれど。
しかし、ここまでのお話はあくまでも前振りでありこの人の凄いところは、この後に続く結婚話になります。
智子さんには元々「田中さん」というフィアンセがいました。
しかし、彼に対していい人だとは思うけれど物足りなさを感じていたともこさんは、結婚披露宴で「中川君」なる美形に一目ぼれをしてしまい、田中君を捨てて中川君と結婚するためにストーカーをするようになったのです。
この話を読めばストーカーの心理をよく理解できると思います。社会事情に敏感な社民党にぴったりの題材ですね。
私は正座をし、彼と向き合い、言った。「私は、あなたを一目見て好きになってしまったの。つき合ってください」。普通の人間ならばこれで諦めるところですが、残念ながら彼女には普通と言う言葉は到底似合わない生き物なのだよ、中川君。
彼は、「気持ちは嬉しいけど、あなたは僕の好きなタイプではないのでお断りします」と言って、ペコンと頭を下げると行ってしまった。私は同じセリフを、その後一度、そして帰り際にもう一度言ったけれど、答えは一緒だった。本当に見事なほどそっけなくて、「ああ、そうですか」としか言いようのない断られ方をしてしまった。
「大切な話があるので、会って欲しいのだけど」と私。「悪いけど、忙しくてとてもそんな時間がないんだ。それに、つきあう気もないから。ごめん」ガチャン!ストーカーの誕生の経緯がとてもよく分かります。
一度ではめげないのが私のいい所。日を少し置いて、三回かけた。相手の気持ちを気遣うとか、少しは考えてみるそぶりをするってことが彼にはまるで無くて(教授注:お前が言うなよ)、はっきり断られるのが良かった。変にグチャグチャ言い訳されると嫌気がさすが、ますます「私の好みだわ」なんて気になり、ガンバルゾ、の声が体中から湧き上がってきた。(教授注:変態ですか?)
電話での交渉はあきらめ、実力行使にでることにした。仕事が終ると、地下鉄に飛び乗り、大学に着いたのが午後六時。研究室前の植え込みの横にしゃがみこみ、彼が出てくるのをひたすら待った。
午後六時以降は外部から入れないよう門は全て閉じられ、一時間ごと巡回にくる。懐中電灯が近づく度に、植え込みに体をすべらせ、息をひそめてジッと通りすぎるのを待った。
「どうか私と結婚してください」最近の若者は、鬱病患者が増えているそうです。そのような方々はともこさんのもとに弟子入りして、前向きな人生の歩き方を学ぶべきだと思います。
一瞬驚いた顔をして私を見つめた彼は、「結婚かあ」と頭を掻きながらつぶやき、「三日ほど考えさせてくれる?」と言った。
三日後、かなり緊張してデート場所の居酒屋ののれんをくぐった。先に来ていた中川は、申し訳なさそうに一枚のレポート用紙を差し出した。
1.「年上の女性はいやです。
2.世の中に美人はたくさんいます。
3.経済観念のない女性は嫌いです。
4.就職して二年以内は結婚するつもりはありません。
以上の理由であなたからのお申し出はお断りします。
この返事を見た時のショックは筆舌に尽くしがたい。頭がクラッとして泣けてきた。
1、に関しては、生まれてくるのが一年ちょっと早かっただけの事。一つ年上の女房は、金のワラジをはいてでも捜せっちゅう諺を知らないのだろうか、まったく。
2、に関しては、美人好みの彼には申し訳ないが、今さらこの顔をどうこうする気はないし、できるわけもない。これも無視。
3、に関しては、お腹をすかしている若い男を見るとついごはんを食べさせてあげたくなる癖は前からどうにかしなきゃ、と思っていたので、早速改めよう。これは納得。
4、に関しては、彼がそのように希望しているだけであって、何の決まりもなければ、根拠もない。
この断わり状の何よりの救いは、二人の相性に関しては理由にあげられていないことだった。(教授注:どういう思考回路ですか?)
そりゃまあ、二二才の彼。これからいろんな女性と知り合えるというのに、結婚なんぞしてしまったら、手カセ足カセ、人生真っ暗闇よ、と思う気持ちはよくわかる。正直いって可哀想だナ、と私だって思った。でも、こんなに好きで、すごく彼と一緒に暮らしたいんだもの、ここは夢も希望も捨ててもらって、私と結婚していただきたい!
私は、手紙ひとつにも工夫をこらし、季節の花を押し花にして入れたり、新聞の見出しを切り抜いて、まるで脅迫状のように『アナタトケッコンシタイ』と活字を貼り付けたり、ある時は、真っ赤な口紅を塗り、便せんの真ん中にビタッと口づけしたのを出したり、と自分でも呆れるほど過激なラブレターを書いては、せっせとポストに投函した。・・・・・・・・・・・・・・・・。
ま、まあこういうともこさんの努力(というのか?)が実って彼女と中川君は付き合うことになったのです。めでたしめで・・・
「あなた、今幸せ?」「うん、幸せだよ。ぼくはあきらめのいい人間だから」・・・たいのか?
やっぱり頭のいい人なのだ、とつくづく思った。
